夏休みを利用して、普段行けない温泉に行ってきました。
なぜ普段行けないかというと、
車を持ってない人のアクセスがとんでもなく不便だから。
最寄りの豊後竹田駅まで、大分から特急で1時間
または熊本から特急で1時間50分。
結局、大分経由で行ったけど、大分駅、なんか昭和の香りでした。
駅の食堂の名前が
「パパさん」(しかも当て字)
九州横断特急は、床・テーブル・網棚が木製でとてもオシャレ。
山を強引に切り開いて、文字通り九州を横断してます。
(走行中はほとんど緑のトンネル状態)
ちなみに地方路線の特急が速いのは、速度ではありません。
対向車を待たせて単線を優先的に走れるからです。
豊後竹田駅を降りるとなぜか「♪ 春荒城の~花の宴~」 のBGMが。
滝廉太郎の 『荒城の月』 のモデルの城があるそうです。
移住のお誘いも受けてしまいました。
竹田駅から本数の少ないバスで、更に40~50分。
4時間以上かけて着きました、
長湯温泉。
矢印のところ、川から温泉が湧き出ている「ガニ湯」です。
ここ長湯は炭酸ガスを含んだ炭酸水素塩泉。
エリアすべての温泉が源泉掛け流し宣言しているという、すごい所だ。
長湯を訪れた人が、ほぼ100%来ると思われる「ラムネ温泉」。
本当にラムネのように全身に気泡がびっしり付きます。
泡が付くのは 30℃弱の冷泉なので、暑い季節でないと厳しいかも。
冷泉と温泉、交互に入るので、気がつくと文字通り長湯に・・・。
そして今回の強力リコメンドが、立ち寄り専門の「御前湯(ごぜんゆ)」。
右上の六角形のドームの下が大浴場だ。
高い天井に、窓の外は渓流を挟んだ対岸の森。
超解放感です。
1階と3階で男女日替わりなので、3階の日のほうがラッキーかも。
2階の休憩室からの眺め。
渓流から自然のクーラーが吹いてきます。
き、気持ちいい、ヤバい、動けない。
帰りのバスの時間が~~~
断腸の思いで帰ってきました、これで500円ってマジ?
マニアックな温泉が好きなかたにお勧めです、長湯温泉。