COSILOG(こじろぐ)

ブログトップ

カテゴリ:高野山( 7 )

奥の院は奥が深かった

奥の院で、武将の墓と同じくらい目に付くのが、
名だたる大企業 の創業者たちの墓。

中でも南海電鉄の墓は、塔と見まごうデカさ、いや立派さ。
そうよね、南海電鉄がなかったら、誰もここまでたどり着けないもんね。

そしてついに奥の院の終点、弘法大師廟に到着。
大師様がいらっしゃるこの廟は、聖地中の聖地。写真も厳禁だ。

見ると大師廟の手前に、何の説明もない謎のエリアが。
高い柵に囲まれ、「立入禁止」の札には「宮内庁」の3文字。
やはり大師様にいちばん近い一等地は、
最も高貴な身分のかたの場所のようだ。

それにしても、20万基の墓石に囲まれて
爽やかな森の空気を満喫する、まさに

森林浴とお墓参りの壮大なコラボレーション。

朝から晩まで仏教漬けの日々に別れを告げ、
バス → ケーブルカーと、来たときの道を逆行し、
気がつけば大阪なんばのデパ地下に再び立っていました。

うおぉぉぉ、現世だ、俗世間だ、帰ってきたよおぉぉ。

日本全国探しても、高野山のような場所は稀有と思うので、
関西に行かれたかたは、ぜひ足を延ばしてみてください。

こんなに奥地なのに、大阪から片道わずか1510円。
キャッチフレーズはずばり
『大阪から3000円で行ける秘境』 です。
[PR]
by reliez | 2009-05-20 23:17 | 高野山

第1位発表

【第1位】奥の院

2kmほど続くゆるやかな山道に、歴史上の武将や人物の墓が並ぶ
高野山観光の定番中の定番 奥の院

1位はもう、これっきゃないでしょう。

でもね、この奥の院、想像してたのとはちょっと違うので
行った人はびっくりすると思います。
人によっては、ビビると思います。

なんせ1000年以上も昔からある墓所。
樹齢数百年を越える巨大な杉の木が、
何十本もそびえて、うっそうとした森を作ってます。

そして、木々の合い間から見えるのは、
杉に負けないくらい年季の入った無数の 墓、墓、墓。
(資料によると 20万基 あるそうです。)

現代のとは違い、巨大な灯篭のような形をしたお墓が無数に並び、
そのどれもが長い年月にさらされて、苔むして朽ちている。

そんな異様なモニュメントが、山の斜面から集団でこっち見てたら
みなさん、どうします?

COSIの後ろにいたカップルの男のほうが
「な、なんなんだ、ここは!?」とマジびびってました。

COSIもビビりつつ、奥の院へ足を踏み入れます。
[PR]
by reliez | 2009-05-13 00:06 | 高野山

高野山観光

独断と偏見に満ちた高野山見どころトップ3発表。

【第3位】大門
高野山の西の端にある門。
こんなド山の中なのに、遠く和歌山の海を望むことができます。

昔の修行僧も、ここから下界を懐かしんだんだろうなー

【第2位】苅萱(かるかや)堂
石童丸の悲話の舞台となったお堂。
石童丸の悲話とは・・・

愛人を作って家庭不和を招き、反省して出家した苅萱道心。
出家後に産まれた愛人の子、石童丸が訪ねてくるが
「お前の父は死んだ」とウソをつき、その後弟子となった石童丸と、
生涯父子の名乗りをすることなく修行に励んだ。


という話なのだが、

奥さんと愛人のハンドリングが上手かったら、
もうちょっと、なんとかなったんじゃないの?


詳細な物語はもうちょっと泣ける話なので、
機会があったら確認してみてください。
苅萱堂の壁に、絵物語風に展示されています。

そして堂々の第1位は・・・
[PR]
by reliez | 2009-05-09 21:23 | 高野山

ビバ!宿坊

午前6時。

「まもなく朝のお勤めが始まります。 
 お堂にお集まりください。」

という全館放送で叩き起こされる。

これぞ宿坊の難点・・いや醍醐味。

十数人の僧侶で唱える読経は、
途中で複数のパートに分かれたりして、かなりの迫力。
やっぱり本場(?)のお経は違うねと感心しつつ、朝ご飯に流れる。

宿坊のご飯といえば、精進料理。
写真がなくて残念だけど、野菜だけで献立を成立させる
調理のバリエーションに、1200年のノウハウを見た。

ところで、宿坊には当然仲居さんはおらず、
食事の給仕も布団の上げ下ろしも、ぜーんぶ若い修行僧がやってくれる。
20代前半のメンズにお世話してもらう機会なんて無いので、
ぶっちゃけ ちょっと楽しい。

もし貴方の周囲に、妙に高野山リピーターの女性がいたら
お目当てはこれかもしれない!?
[PR]
by reliez | 2009-04-27 00:18 | 高野山

♪宿坊に泊まろう

ところで高野山に旅館はほとんどなく、
観光客は 「宿坊」 と呼ばれるお寺に泊まる。

・・・なんて書くと敷居が高そうだけど、
ネットでばりばり予約できます。

予約した寺を訪れると、若い修行僧が出てきて
「COSIさま、お待ちしてました」と部屋に案内してくれた。

この日は平日で客も少ないせいか、通されたのは6畳+8畳の和室。
おひとりさま in 14畳。 わ~い

しかし、ここで気になる点が。

廊下からこの部屋に入るには、普通にふすまを開けるだけ。
当然、鍵なんて付いていない。

更に、部屋の側面のふすまを開けてみると、
そこは押入れ・・・・・ではなく、
案の定、無人で真っ暗な隣の和室。

そう、ここは部屋というより、広間をふすまで区切っただけのスペースなのだ。
う~ん、こんなところで、一人で寝て大丈夫なんだろうか。

まぁ、弘法大師さまのおひざ元で悪い奴もいないだろう
何の根拠もない理論に基づいて、この夜は COSI熟睡。

良い子はけっして真似しないように。
[PR]
by reliez | 2009-04-20 23:04 | 高野山

高野山到着

極楽橋駅に出口は見当たらず
(あるのかもしれないけど、出ても 遭難 でしょう)、
乗客はそのまま目の前のケーブルカーに誘導される。

進む方向を上へと変えて、標高867mの高野山駅に到着するが、
駅前にはバス亭と森しかない。
そう、ここもまだ高野山ではないのだ。

駅と高野山を結ぶ道はバス専用で、
一般車両は通行できない。
道幅の狭いカーブが延々と続き、対向車とすれ違ったら、
どちらか一方が谷底に落ちそうだ。

山の中の一本道をひたすらバスに揺られ、
あ~あ、とんでもないとこ来ちゃったよ~
と、後悔し始めたそのとき、突如COSIの目の前に

えっ・・・・信号?

あれっ・・・・・・・・・・交差点?

・・・・・・小学生がランドセルしょって歩いてる!???

これは幻?

探検隊のような思いをして辿り着いたその先に、
突如、商店や民家が立ち並び、住民が行きかっている。

想像してください。
アマゾンのジャングルを上流に進んでいったら、
いきなり向島三丁目に出てしまったような衝撃を。


COSI、とうとう高野山に到着である。
                                         つづく
[PR]
by reliez | 2009-04-19 18:12 | 高野山

アラフォーは高野を目指す

突然ですが、和歌山県の高野山って知ってますか?

1200年前に空海が、ものすごい山の中 に作ったという聖地を
いっぺん見てみようと、去年のGWに行ってきました。

大阪の灘波から南海電鉄に乗るのだが、
最初の50分は、住宅街を走る普通の私鉄。

「これで本当に高野山に着くのかしら」と思っていたら、
橋本駅を過ぎたあたりから
どんどん どんどん どんどん 山の中に入っていって、
気がついたら深ーい谷を見下ろす山の斜面を
へばりつくように走っていた。

谷の向かい側の斜面も、家1件、道1本ない手つかずの森。
文明を匂わせるものは何も見えない。
携帯はとっくの昔に圏外。

これぞリアル「山奥」

そんな光景に唖然としながら、延々50分揺られていると、
「空海すごい」というより 「空海、何考えとんねん(怒)」

高野山は1200年前は秘境だったかもしれないけど、
文明が発達した現代でも 十分秘境です。

「もう生きて人里に戻れない」と思うくらい進んだところで、
固い岩盤にはばまれて列車は停車。
終点、その名も「極楽橋」に到着だ。

壁から清水がチョロチョロしみ出し、
駅全体がじっとりと湿っている。

しかし、ここはまだまだ高野山ではなかった。
                                つづく
[PR]
by reliez | 2009-04-09 00:30 | 高野山