今日の宿はホテルではなく、
集合住宅のワンフロアを改装したペンシオン(Pension)。
ホテルなら自由にフロントまで行けるが、ペンシオンの場合、
まずは集合住宅のオートロックを突破しなくてはならない。
建物の外からペンシオンの呼び鈴を押して、
カタコトのスペイン語で名前や予約を伝えて、入口を開けてもらう。
(家族経営が多いので、英語はあまり通じない。)
完全に普通のマンションのエントランスホール。
レトロなエレベーターにびびって、
思わず階段で登ってしまった。
部屋自体はバスルームもあり、さほど遜色はない。
3つの鍵(建物、ペンシオン、自分の部屋)をもらって
あとは好きに出入りできるので、慣れればかえって快適だ。
高級避暑地のサン・セバスティアンは とにかくホテルが高く
しかも週末はあっという間に部屋が埋まるので、
宿探しは非常に苦労した。
なんでそこまでして この街に来たのかって?
それだけの価値が、この街にはあるんです。