ブルゴスの2件目に突入。こちらもジモティー度高し。
心なしかオヤジ度も高い気がする。
意を決して店の人に 「オラ!」と声をかけると、
店員さん、COSI の姿をまじまじと見て、
併設のレストランを指差して「レストランか?」と聞いてきた。
「No」と答えたら、びっくりしてカウンターを差して
「アキ(ここ)!?」
COSI も負けじとカウンターを差して
「スィー、アキ(そう、ここ)!」
驚く店員にたたみかけるように「赤ワイン1杯!」と注文すると
嬉しそうにわざわざボトルを持ってきて
「この銘柄でいいか?」と聞かれた。
スペインワインはよく分からんので、とりあえず何でもOK。
(カウンターなので、高くてもタカが知れてる)
つまみはコロッケのピンチョス。
この店、イラスト入りのピンチョスメニューがあるので、注文しやすい。
飲んでいると、隣りにいた若いカップルの女の子が英語で話しかけてきた。
COSI のセレクトを見て「こいつは常連じゃないな」と思ったらしく、
この店のお勧めをいろいろ教えてくれた。
店を出るカップルにお礼を言って、
さっそく教えてもらった看板メニューを注文。
(長居はせず、一杯飲んだら店を変えるのが地元流らしい)
パンの上に目玉焼き、モルシージャ(豚の血の腸詰め)、唐辛子丸ごと1本(!)
確かにこれは独特かも。
食べようとすると、今度は入れ替わりで隣りにきた女性が
血相を変えて英語で「あなたそれ辛いわよ!知ってる?」
COSI 「大丈夫、それにこの店のオリジナルって聞いたから」
なんて会話をしながらパくっと食べたら、
やっぱり辛。
人生初のモルシージャは、唐辛子でよく分からなかったけど
意外とイケてた気がする。
それにしても、慣れないバルで奮闘する日本人が放っておけないのか
COSI 終始イジられっぱなし。
帰りはショップカードを渡されて、店員に日本語で
「アリガト!サヨナラ!」言われた。
ホテルに戻ると、夜9時にワンピースをやってた。
夕飯の遅いスペインでは、この時間が子供のアニメタイムらしい。