10分ほどで大型スーパーに到着し、
パーカーを見つけてレジへ持っていくと、
349コルナ/1900円 と2つの価格が表示された。
好きなほうの通貨で払えるはずだが、
コワそうなレジのオバちゃんが、
選択肢はないような口ぶりで「JPN」を押せと言う。
躊躇してると、なおも命令口調で「JPN」を押せとせまられ、
周囲のお客さんも「JPNを押せと言ってるわよ」と
英語で教えてくれたが、
四面楚歌のプレッシャーを振り切って
「CZ(チェコ)」をプッシュ。
するとオバちゃん、露骨に「あ~、もう」という顔をして、
包みもせずにそのままポイとパーカーを渡された。
後日、送られてきたカードの請求額は1780円だった。
午前11時、市民会館のガイドツアーに参加。
個人旅行の日本人の参加者も何組かいた。
アールヌーヴォー調のレセプションの先は
プラハを代表する音楽ホールのひとつ、スメタナホール。
「プラハの春」音楽祭の会場だ。
天井の採光が美しい。
いくつかある休憩室は、それぞれテイストが違う。
アールヌーヴォーの部屋には、カタツムリのモチーフが。
こちらはオリエンタル調。
天井画が美しい小ホール。
シャンデリアのデザインも部屋ごとに違う。
見ごたえたっぷりの市民会館だけど、真打ちはまだこの先なのだ。