今度は村の中心を離れて、
村の入口周辺の店でワインを物色する。
混雑していた中心部に比べて
客足が少ないせいもあって、店のお兄さんが
「試飲しますか?」と声をかけてくれた。
「わ~い」と思っていると、お兄さんが
「後ろを向いてて。見ちゃダメだよ。」と
ワインのボトルにカバーをかけ始めて、
COSI、病み上がりなのに
いきなり利き酒大会。
1杯目をいただき、2杯目をいただき、
そして3杯目・・・
3杯目、うめ~
カバーを外すと、
50ユーロのポムロール。
やっぱりね、世間はそういうもんなのよ。
高いおちゃけは美味しいのよ。
ところで試飲って、日本だと
小さなプラスチックカップに数cc程度だけど、
あちらの試飲は、普通のワイングラスに
3cm以上なみなみ注いでくれて、
それを3杯飲むと、完全にグラス1杯くらいになるワケで。
この日のCOSIは、前日は夕飯抜き。
朝はコンクでガメてきたパンの残りの1個のみ。
そこへワイン1杯流し込んで、
当然肝臓直撃。
気持ちよくなったところで、ちょうど午後2時となり、
何も買わずにワインショップを後にしたのでした。